「ガリレオ」シリーズ最新作『透明な螺旋』が9月4日に文庫化されるということで、本の話 WEBにてガリレオの短編の1つ「落下る」が無料で公開されています。
そのページがこちら。
「ガリレオシリーズ」といえば、もはや説明不要の人気シリーズ。
日本の推理作家「東野圭吾」の書いた、物理学者「湯川学」が主人公のミステリーシリーズです。
一般的には実写ドラマの方が有名ですね。物理学者「湯川学」は福山雅治さんが演じています。
『透明な螺旋』とは
2021年に発刊されたガリレオシリーズの最新作です。
シリーズでいうと第10作で、6作目の長編作品となります。ガリレオシリーズは意外と短編集が多いイメージです。
「シリーズ最大の謎が明かされる」
という煽り文句で心と財布を鷲掴みにされたファンの方も多いでしょう。
短編『落下る』とは
シリーズ4作目「ガリレオの苦悩」に収録された短編の1つです。
ガリレオシリーズの短編のタイトルには【漢字+ひらがな】で作られた造語のような表記が使われます。例えば・・・
- 霊視る(みえる)
- 離脱る(ぬける)
- 心聴る(きこえる)
- 曲球る(まがる)
今回のタイトルは「落下る」と書いて、おちる。人がマンションから「おちる」事件です。
マンションから一人の女性が転落死した。現場の状況から他殺の可能性があるとし捜査を進めるも、怪しい容疑者には「女性が落下した瞬間、マンションの下の道路にいた」というアリバイがあった。
新人刑事の内海は、その場にいなくても女性を転落させる方法を知るために、湯川のもとを訪れることに。
この作品は後々作品に欠かせなくなる刑事「内海薫」の初登場の回。
ここから湯川、草薙、内海のトリオが始まる記念すべき回なんですね。
期間限定で「落下る」が無料で公開中
そんな記念すべき回が、『透明な螺旋』の文庫化を受け「本の話 WEB」にて公開中。
『実におもしろい』とか言いながら、読ませてもらいましょう。
ありがとうございます。